沖縄県立与勝高等学校

校長より

「校長の独り言」へ」

平成31年4月1日に赴任しました、比嘉正二(ひが まさじ)と申します。

これまで教諭・指導主事時代、主に進路指導に関わって参りました。

赴任のあいさつに代えて、進路指導について思いのまま書いてみました。

今後とも、本校の中高一貫教育にご理解・ご支援をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。

進路選択とは

~悩んでいるのは自分だけではない~

        校長 比嘉正二

 将来を「予想する能力」は、人間(だけ)に有する素晴らしい能力だと考える。

 しかし、自身の将来に関わることについては、それほど単純ではない。

 私自身がそうであったように。

 日々繰り返される様々な困難の中で〝細かな修正〟の積み重ねを通して、自分の将来を描くしかできない人・・・。

 私にはできなかったことですが・・・、将来があって、その実現のために今があり、その実現のために必要な勉強を組み立てることができる人。

即ち、先を見通(パースペクティブを有して)ながら、自分の将来のデザインを描く。

 どうも振り返ってみると、機会あるごとに(自分にはできなかった)後者の〝将来をデザインする力の大切さ〟を、生徒たちに向かって話していたように思う。

 しかし、それは簡単なことではない。それを実践するには、自分の弱点を自分自身で自覚し、その弱点を主体的に克服するという作業なしにはできないでしょう。

 冷静に自分の弱点を読み取るという作業は、若者にとって困難な作業であり、その困難から逃げ出さず、見通しを立てて、自分の描く将来へと歩みを続けるという険しい道である。

 ところで、全く違うタイプの話をしているようですが、どちらにも共通するのは、「悩みながら進むしかない」ということである。

 しかも、「悩んでいるのは自分だけでない」という事実です。

 私たちは、自分の意志とは別にこの世に生れ落ちる。

 何かやるべきことが決まっていて生まれてきたなら、そんなに悩む必要がないかもしれない。決められたことをやればいいのだから。

 選択の仕方はどうあれ、自分の進路選択とは、将来、自分がこの社会の中で、どんなポジションに立ち、どんな役割を担うのか。それを探す作業をしていると考えれば、結構、意味ある作業ではないだろうかと考える。

そう、〝悩んだ分だけ〟自分と同じくらい悩み、同じ価値観を共有できる仲間が、将来の自分の周りに、多く居るのかもしれません。 

では、六年間の旅、あるいは三年間の旅を一歩一歩しっかりと歩んで下さい。

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